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台風の対策



 沖縄は台風の通り道に当たるため、毎年、農作物などが被害を受けています。
 近年、地球の温暖化により台風のコースも不安定で内地での被害も増加しています。
 ここでは台風の対策について記載しています。

○目次
 台風について
 家庭での台風対策
  窓ガラス
  雨戸
  物干し(さお竹)
  観葉植物・庭木
  自動車
  (続く)



台風について

 太平洋で発生した台風は、暖められた海水からの上昇気流により、どんどんと勢力を増しながら沖縄に近づいてきます。つまり最も勢力が強いときに沖縄に到達します。沖縄を通過した台風は、内地の海水温がそれほど高くないためや内陸部を通過することにより徐々に勢力を弱め、気流に押され速度を増しながら日本列島を通過します。
 沖縄では台風以外でも1~2月の風は強く、ふだんから強風への対策を行っています。
 まず、看板などのアングル(支柱)はしっかりとしたものを使い、ボルト止めをしています。ただ、潮風により錆び付いてガタが来ているものも多く、台風時には飛んでしまうことがあります。もちろん道路標識などは内地のものよりも太い支柱が立てられています。
 住宅も戦後、コンクリート造りが増えましたが、木造のものは瓦を漆喰で固めて飛ばないようにしています。

家庭での台風対策

 家庭では、コンクリート造りか木造か、あるいはアパートか一戸建てかで異なります。

窓ガラス

 コンクリート造りでは強風への耐久性は高いのですが、窓ガラスは飛来物のため危険にさらされます。できれば鉄線入りのものがいいのですが、借家などでガラスを替えられない場合には防犯用のフィルムなどを張っておくのも手です。格子を付けるのもいいでしょう。また、新築や比較的新しい物件ならいいのですが、立て付けが悪くなってくると隙間から雨水が入ってきます。手っ取り早い方法は新聞紙を丸めて隙間を埋めていきます。

雨戸

 雨戸がある場合には雨戸を閉めて飛来物を防ぎます。木造住宅で昔の木製雨戸の場合には、通常、立て付けが悪いので、雨戸を閉めた後、板を通し釘で固定し飛ばないようにします。

物干し(さお竹)

 アパートやマンションではさお竹は危険なものになります。まず、飛んでいくことは少ないのですが、飛んでしまうと凶器と化します。ですので物干し台に針金やインシュロックで固定しましょう。台風の都度、さお竹を降ろすのも手ですが面倒です。沖縄では普段でも風が強く、時には猛烈な風が吹くので固定しておく方が無難です。ちなみに、さお竹にアルミニウム線を螺旋に巻き付けておくと、ハンガーが移動せず固定できるので便利です。

観葉植物・庭木

 アパートでは植木鉢やハンギングバスケットなどは飛ばないようにするか、できれば室内に入れておきましょう。強風で葉が痛むだけでなく、海が近いところでは海水を含んだ風が吹くため、塩害が生じることがあります。庭木についてもロープで固定するなどし、海に近いところでは通過後なるべく早めに水をかけて塩分を流してしまいます。

自動車

 自動車を運転するときは飛来物に用心するのももちろんですが、沖縄の道路は石灰分のため非常に滑りやすいので注意しましょう。また、台風により塩分を含んだ雨水を浴びているので、通過後に洗車しましょう。


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